ビタミンEって妊活にどう効果的なの?

ビタミンEが妊活に効果的だとされるワケ

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妊活をする方が
「これいいよ~」と聞くサプリメントの中に、
ビタミンEは必ず含まれているのではないでしょうか?
それもそのはずビタミンEは別名「子宝ビタミン」と呼ばれるほど、妊活に影響があるビタミンだとされています。
一体、ビタミンEの何がそんなに効果的なのか、まとめました。

よく妊活にはビタミンEだ!って聞くけど・・・?


ビタミンEを知ろう

ビタミンEとは脂溶性ビタミンの一種
その名の通り、水に溶けずに脂に溶けるビタミンです。
通常脂溶性ビタミンは過剰に摂取すると身体への悪影響があると考えられています。

しかし、これまでビタミンEは他の脂溶性ビタミンと違い、体内に留まる時間が短いため、
過剰に摂取しても過剰症は認められないとされてきました。

抗酸化作用があり、血流促進、免疫作用を高めるなど
アンチエイジングや健康補助としての効果を期待し、アメリカではなんと全国民の25%が服用しているとされるビタミンE。
過剰症がないとのことから、必要以上に摂取する人も多い(サプリメントで)栄養素の一つでした。

ですが最近の研究により、ビタミンEの過剰摂取はそれなりのリスクがあるのではないかという見方が強まっています。

確実にリスクとされているものは
抗凝固剤や抗血小板剤との併用により、出血リスクを高めるということ。
このため、上記の薬(ワーファリン等)を服用している方はビタミンEをサプリメントで摂取することは基本的に出来ません。
(要医師相談)

また抗がん剤使用中にビタミンEを服用することも、がん治療に影響を及ぼす可能性があり、使用に当たってはかかりつけの医師に相談する必要があります。

他にも大規模な臨床データとして、欧米と中国で、高齢者を対象に行われた8年間の追跡調査(13万6000人)によると日常的にビタミンEを1日400IU以上服用している方は、そうじゃない方と比較すると10%死亡率が上昇したという結果になりました。

ただしこのデータは高齢者を対象にしたものであり、また持病などの観点からもビタミンEが死亡率上昇に繋がったとは言い切れない部分はあります。
しかしながら、ビタミンEの過剰摂取はなんらかのリスクになる可能性があるという見方をすることは大切だといえます。

なんでも多すぎるのは良くないってことね・・・。


なぜ妊活にビタミンE?

ビタミンEの過剰症について知ると、そこまでしてビタミンEのサプリメントを使用する必要があるのだろうか、と思う方もいらっしゃるかと思います。

そんなビタミンEがなぜ妊活によいとされるのかをまとめます。

ビタミンEはギリシャ語で「トコフェロール」と言います。
「トコ」とはギリシャ語で「妊娠」のこと。
そして「フェロール」は「力を授ける」

直訳すると、ビタミンEは「妊娠する力を授けるビタミン」となるわけです。

古くからこうした認識であるビタミンEが妊活サプリとして期待されるのは何といってもその「抗酸化作用」です。

卵子や精子の元気がなくなるのは主に活性酸素による「酸化」によるところが大きいのですが、ビタミンEは強い抗酸化作用により、上記から精子や卵子を守ります。

さらに、ビタミンEは自律神経を整える働きがあるとされ、結果的にホルモンバランスも正常化します。
排卵や、月経はホルモンにより左右されるため、このバランスが整うことで妊娠しやすい体になると考えられます。

またビタミンEは動脈硬化を予防し、血液をさらさらにして血流を改善する働きがあります。
これにより、新鮮な血液が子宮や卵巣を栄養し、健康な子宮内膜や卵子を育てることに役立ちます。

こういったことからビタミンEは「妊活に役立つビタミン」という認識が広がったようです。

過剰症が怖いけどビタミンEは摂取したい

ビタミンEをサプリメントで取ることが悪いとは言えません。
あくまでも摂取量に注意するということです。

ビタミンEだけで摂取するのではなく、例えば「マルチビタミン」という形であれば他のビタミンとともに摂取できますし、
ビタミンE単体の摂取量も抑えられます。
マルチビタミンの成分表
参考)↑DHCのマルチビタミンであればビタミンEは10mg(1日の摂取推奨量15mg前後)であり、過剰摂取にはなり得ません。

このような形でビタミンEを手軽に摂取するのも一つの手段。

サプリ以外でビタミンEを摂取したいというのであれば、食べものからの摂取を意識するとより安心です。

ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類に多く含まれるので、おやつ感覚で食べるのもおすすめです。

ビタミンEは妊活中の方であれば男女を問わず摂取したい栄養素の一つ。

あくまでも取り過ぎに注意し、上手に取り入れましょう。

※ビタミンEの1日上限量は900IUとされていますが、
上記データより、1日400IU以下に留めた方が無難と思われます。

用法用量を守って正しく!ですね。


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