当サイトでは隔週水曜日にべび待ちに関するアンケートの結果を発表しています。
今回のアンケートは「妊活中の食事内容編」と題しまして、妊活中にどのような食事を意識していたのか、また注意していたことはあるのかなどをアンケート調査させていただきました。
ご協力くださったのは22名の皆様です。
ご協力感謝します!
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Q1.妊活中の食事について、意識していたことはありますか?
はい | 19 | 86.4% |
いいえ | 0 | 0% |
時々 | 3 | 13.6% |
その他 | 0 | 0% |
妊活中の食事については86%以上の方が「意識をしたことがある」という結果になりました。
Q2.Q1で「はい」「時々」と回答された方に質問致します。それはどのようなものですか?
玄米食にした | 8 | 36.4% |
有機野菜を心がけた | 2 | 9.1% |
添加物を控えた | 13 | 59.1% |
甘いものを控えた | 8 | 36.4% |
脂っこいものを控えた | 1 | 4.5% |
良質なたんぱく質を意識した | 7 | 31.8% |
大豆製品を意識した | 15 | 68.2% |
旬のものを意識した | 8 | 36.4% |
食事バランスを意識した | 17 | 77.3% |
断食を実践した | 1 | 4.5% |
その他 | 3 | 13.6% |
一番多かったのは「食事バランスを意識した」というもので、77%以上になりました。
次いで、「大豆製品を意識した」「添加物を控えた」などは半数以上の方が心がけていたようです。
Q3.Q1で「はい」「時々」と回答された方に質問致します。どれくらいの期間続けましたか?
妊娠するまで | 12 | 54.5% |
数日 | 0 | 0% |
1ヶ月くらい | 0 | 0% |
1ヶ月~3ヶ月くらい | 1 | 4.5% |
3ヶ月~6ヶ月くらい | 4 | 18.2% |
6ヶ月~1年くらい | 1 | 4.5% |
1年~2年くらい | 2 | 9.1% |
2年以上 | 2 | 9.1% |
その他 | 0 | 0% |
最も多かったは「妊娠するまで」という回答で、半数を超えました。
次いで3ヶ月~6ヶ月くらい、と食事については長期的に実践することを心がけている方が多いようでした。
Q4.食事を変えて、効果の実感はありましたか?あった場合、それはどのような効果でしたか?
妊娠した(流産・死産含む) | 10 | 45.5% |
妊娠・出産した | 5 | 22.7% |
生理周期が改善した | 4 | 18.2% |
生理痛が改善した | 4 | 18.2% |
冷えが改善した | 5 | 22.7% |
排便コントロールが良好 | 3 | 13.6% |
なんとなく体調がよい | 5 | 22.7% |
気分がよい | 2 | 9.1% |
肌荒れが改善した | 5 | 22.7% |
体重がコントロールできた | 2 | 9.1% |
効果の実感はなかった | 2 | 9.1% |
その他 | 1 | 4.5% |
最も多い回答は妊娠した(流産・死産含む)というもの。
多くの方は食事を改善することで、妊娠に至ったと感じることができているようでした。
次いで、「妊娠・出産した」、「冷えが改善した」、「なんとなく体調がよい」、「肌荒れが改善した」など、食事内容を意識することで、何らかの効果を感じる方が多かったです。
Q5.今後も食事に良いものを取り込んでいきたいですか?
意識して取り込む予定 | 16 | 72.7% |
やりたいけれど現実的には難しい | 4 | 18.2% |
あまり興味はない | 0 | 0% |
必要ないと考えている | 1 | 4.5% |
その他 | 1 | 4.5% |
多くの方は今後も食事に良いものを「意識して取り込む予定」と回答されました。
次いで「やりたいけれど現実的には難しい」と回答された方が全体の18%に及びました。
いかがでしたでしょうか。書籍「医師たちが認めた「玄米」のエビデンス」という本の中で、大宮レディスクリニックの出居貞義医師は、私達の栄養状況について、戦前と同じ飢餓状態であると警告しています。
これは厚生労働省が毎年実施している国民健康栄養調査の結果に基づいたものですが、
「現代は第二次世界大戦の翌年1964年(昭和21年)の栄養状態と比べて終戦後より不足している・・・エネルギー・炭水化物・ビタミンB1・鉄終戦後に近い・・・たんぱく質、ビタミンA、ビタミンC終戦後より増加・・・脂質(約4倍)、カルシウム(約2倍)」
というように、摂取するエネルギーに偏りがあることを示しています。
さらに原因不明とされた不妊症の方の多くに鉄分(貯蔵鉄=フェリチン不足)の背景があることを指摘しています。
他にも亜鉛、ビタミンB1、葉酸など、妊娠に至るために必要な栄養素についても言及。
妊娠に至るまで、そしてその後安定した妊娠生活を送る上で、栄養管理がいかに重要であるかを説明しています。
赤ちゃんが欲しいと思った時、私達が気にしてしまうのは主に子宮環境や卵巣の状態、精子の状態などかもしれません。
ですが、それらを支えるのは体そのもの。
妊娠だけではなく、自身、そして授かるであろう赤ちゃんの健康を考えた時、栄養バランスを考えた食生活はとても重要なものなのかもしれません。
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