当サイトでは隔週水曜日にべび待ちに関するアンケートの結果を発表しています。
今回のアンケートは「不妊症かもと思った時編」について焦点をあててアンケートさせていただきました。
今回ご協力いただいたのは18名の皆様です。
ありがとうございます。
べび待ちをしていると、いつしか自分の体に自信が持てなくなったり、不妊症なのではないかと思うことがあるかと思います。
いったんそう思ってしまうとなかなかその不安が払拭できずに、病院へ駆け込むという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな「自分は不妊症かも」と疑い始めた時についておうかがいしました。
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Q1.「私(夫含む)、もしかして不妊症?」と思ったことはありますか?
思ったことがある(今も思っている) | 16 | 94.1% |
思ったことはない | 0 | 0% |
不妊症かと思ったが今では違うと思っている | 1 | 5.9% |
その他 | 0 | 0% |
90%以上の方が「思ったことがある(今も思っている)」という回答になりました。
Q2.不妊症かも、と思ったのはべび待ちを開始してからどれくらい経過してからですか?
べび待ち開始前から漠然と不妊症かもと思っていた | 7 | 41.2% |
べび待ち開始から0~1ヶ月 | 0 | 0% |
べび待ち開始から2~5ヶ月 | 0 | 0% |
べび待ち開始から6ヶ月~1年 | 2 | 11.8% |
べび待ち開始から1~2年 | 7 | 41.2% |
べび待ち開始から3年以上 | 1 | 5.9% |
その他 | 0 | 0% |
半数近い回答が「べび待ち開始前から漠然と不妊症かもと思っていた」と、「べび待ち開始から1~2年」に集まりました。
不妊症への不安は、本当に漠然としたものから、生理痛が重い、生理周期がバラバラ、冷え性、生活習慣の乱れなど様々な背景を元に不安を感じられる方が多い様でした。
べび待ち開始から2年以上経っても授からない場合という不妊症の定義があるため、この時期を境に不安になる方も多いようでした。
Q3.なぜ「不妊症かもしれない」と思いましたか?
(以下回答順・フリー回答)
・夫が膣内射精障害だったのですぐに人工授精を5回しましたが、妊婦に至らず…検査薬も全く反応しなかったので。
・なかなか妊娠しない、基礎体温の低温~高温期の差が分かりにくい、2段階になっていない、検査薬で陽性が出ても月経がくることが続いた。
・生理が来たり来なかったり、来ても変な生理だったりとあまりにも生理不順だった為。
・タイミングを合わせても、なかなか授からずだったので。
・クロミッドで排卵日ばっちりでタイミングを取っても一向に妊娠する気配がなかったから。
・結婚してから避妊してなかったのに、2年経っても妊娠しなかったから。
・通常の夫婦生活で妊娠に至らないから。
・夫婦とも検査は異常なしだけど妊娠しない時に、持病が原因かもしれないと思ったから。
・学生の頃から生理不順で婦人科通院しており、その際Drに「将来子どもが欲しくなったとき、もしかしたら婦人科の助けが必要かもしれないよ」と言われていました。
・妊活途中、不正出血がみられ、その際医者にかかったときに、排卵がうまくいかなかったのが原因と指摘されてから。
卵巣も腫れたりしていたので、不妊症の診断まではされなかったものの、妊娠しにくい体質なのかなと自己判断しました。
・夫が膣内射精障害気味でタイミングもうまくもてなかったのですが、AIH(人工授精)に進んでも妊娠しなかったのでピックアップ障害など自分に原因があるのかなと思いました。
・ヘビ待ち開始から1年以上経っていた&高温期が短かったから。
・生理不順だったから。
Q4.「不妊症かもしれない」と思い、具体的な行動を取りましたか?取った方はその方法を教えてください。
(以下回答順・フリー回答)
・体外授精ができるクリニックへ転院。AMHの結果が悪かったので、DHEAサプリを飲み始めた。
・産婦人科に行った
・①婦人科を受診(心の準備がなく不妊症かどうか確認する意図は伏せて)
②その後妊娠→6週で流産
③自分が妊娠に対してあまりにも無知だと気付き勉強を始める
④本格的に妊活を始め2度目の妊娠→無事出産という流れでした。
・病院で検査
・病院に行き始めました。
・婦人科に通院していたが、不妊専門の病院に転院。その後不妊検査を受けた。
・婦人科で卵巣や子宮に問題がないか診てもらったら、卵巣嚢腫の疑いと診断され、大学病院を紹介された。
・婦人科に通院し、検査した。(卵管造影、ホルモン採血、精液検査など)
・まず市販の排卵検査薬を使ったけど、反応が薄く、婦人科に通うことにした。
・結婚が決まったときに、婦人科で「ブライダルチェック」、結婚後1年後、不妊症の検査をしました。
・病院でピルをもらい生理周期を改善させた。
・現在不妊治療専門の病院に通院中です。
・漢方を飲みはじめてステップアップ(IVF)を考え夫と一緒に病院の相談会に行きました。
・結婚後、すぐに病院へ検査しに行った・調べるために病院に行きました。
(以上)
健康保険で診療を受ける以上、診断名は必ずつきます
病院に行くと、診断名がつく―。
それは現在の保健医療を受ける上で必要な「システム」です。
診断名がつかないと薬も出ないし、保険適用の検査もできません。
不妊検査のいくつかが自費となってしまうのは「診断名がつかない検査」だからとも言えます。
場合によっては「○○疑い」という診断名になる場合もあります。
本当にその病気を疑っている場合もあれば、「便宜上」という場合もあります。
何が言いたいのかと言うと、「病院に足を運ぶ以上、診断名がつくのは避けられない」と思っていた方がよいということです。(保険診療以外の場合、その限りではありません)肝心なのは診断名は必ずしも自分の状態を表しているものではないということ。
不妊症、と診断がついても、便宜上である場合もあります。
自分を「不妊症なんだ」と思い込むきっかけにする必要はありません。
自分の体への自信を無くすために、病院へ行くのではないと思います。
自分の体を知るための一環として、病院を利用するという視点で上手に付き合うことが大切です。
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