不妊治療中、転院した経験とその理由をアンケート!

当サイトでは2週間ごとに定期アンケートの結果発表をしております。
いつも定期アンケートにご協力頂き、ありがとうございます。
今回は『不妊治療の病院またはクリニックを変えたご経験はありますか?』をテーマにアンケートを集計いたしました。
ご協力頂いたのは36名の皆様です。

不妊治療に通うというのは、経済的、身体的、精神的いずれも個人差はありますが苦痛を強いられる部分もあるかと思います。

そんな中、もし医師やスタッフ、治療内容に不安・不満を感じたとしたら…?
ということで、今回は『転院』についてのアンケート結果をまとめました!

半数以上の方が転院の経験があるという結果になりました。
その転院理由、もしくは迷い中の方の転院したい理由を下記にまとめました。

転院理由

  • 前の病院の先生がひどかったので。
    (患者をモノのように扱い、ベルトコンベアのように仕事をこなして流していくようなひどい先生でした)
  • 医師に知識があまりないように感じました。
    とりあえずのことを、説明なくされるので不安がありました。また 受け付けをはじめ、患者に配慮や誠意がなく、信頼できませんでした。
  • 医師からの説明があまりなく 他にも不信感を抱かせるような事があったため。
  • 血液検査のみで延々とクロミッドを投与され続けたから。1年経ったら不妊治療専門クリニックへ転院することに決めていたから。
  • 流産を申告された際の冷たく説明もなく事務的な感じに不信感を抱き、その足で別の病院に行きました。現在は、その病院でお世話になっています。
  • 現在の不妊専門病院に全く不満はありませんが、先生の方針で人工授精までの為、体外受精をするとなると転院しなくてはいけなくなるので。
  • 2年通って進展が無かったので。(小さな個人病院だったので、ホルモン補充とタイミングのみでした)
  • 最初の病院も、地域では有名な不妊外来だったけれど、おそらく頼みになるのは院長だけ。しかも、院長は体外受精以上の治療でなければみてもらえないようだった。
    他の医師は、基礎体温表だけで排卵日を断定しようとしたりして、医者としての知識などに相当疑問を感じたので転院した。不妊専門医院に、転院した。
  • 年齢的にステップアップはまだ早いなどと言われ自分のタイミングと先生の治療内容が噛み合わなかった。
  • 現在通っているクリニックは、地元では有名なクリニック。
    また、自宅からも近く通いやすく、女性の医師がいることで通い始めたのです。
    まだ一ヶ月そこらですが、まったくわからないのに検査の簡単な流れのスケジュールを説明してもらって、タイミング法になると全然説明ナシ。
    当たり前なのかもしれないけど、説明してもらい、それに不都合があるかないかとかちゃんとコミュニケーションをとってほしい。
  • 仕事をしながら通っていたが、待ち時間が長かったから。先生の対応が良く無かったから。
  • 今回リセットしたら転院予定です。通っていたクリニックの医師との相性も良くなく、治療方針に不信感が出た為。
  • 転院前の病院は、毎日注射を打ちに行かないとならなかった。
    仕事をしているので、今後もそれが続けるのは難しいと思い、実績もあるし、通院も少なくできるKCLに転院を決意しました。
    でもその頃は誘発法とか色々あるのをあまりよくわかっていなくて、KLCの誘発法が果たしてあってるのか不安におもう事もあり、転院を考えることもあるが、やはり仕事との兼ね合いとかも考えると、あまり通院が多くなるのは、大変かな~とおもいます。
  • 最初の転院は高度治療が出来ない病院で、病院から転院を進められたため。2回目の転院はステップアップするのにより良い病院で行いたくなったため。
  • 2年以上同じ治療ばかりでなかなか妊娠しないのに、先生が、まだまだ若いから、焦ってステップアップする必要ないんじゃない?とクロミッドの排卵誘発しか勧めてこないから。
  • 私が知識が少なかったため、不妊専門センターのない婦人科に通っていて、治療がなかなかステップアップしなかった。
    ほかに、夫が協力的でないと言ったら、相手を変えることを考えてみては?と言われて考え方が違うと思い、行かなくなってしまった。
  • 先生がとても頼りなかったことと、普通の婦人科だったこともあり、不妊治療専門の病院へ転院しました!
  • AIHで結果が出ず、体外受精を勧められた際に治療を中断。数年後、体外受精を受ける覚悟が決まり、通院しやすいクリニックに転院しました。
  • 8周期ほど投薬+タイミングで通っていたクリニック。ステップアップを検討し、クリニックでは人工授精をやっていないため大学病院に転院しました。
  • 3回病院を変えました。
    最初に行った病院ではタイミング指導のみの治療だったので、詳しく治療ができる病院へ変えました。
    次に行った病院では、頂いた薬が合わなかったようで副作用(血便)が出て、体調の変化を伝えたところ生理じゃないのか?我慢できないのかと、とてもきつい言い方で問い詰められ、精神的に疲れてしまい病院を変えました。
    それから最初の病院へ行き、不妊治療ができる病院を紹介してもらい1年間通いましたがなかなか妊娠に至らず。ほかの病院をインターネットで検索したところ妊娠率が全国3位の病院を近くに見つけ1年待ってようやく今年の7月に予約が取れました。
  • 自分なりに勉強していたので、次の処置について予測はついていたのですが、あまり簡単に使えない薬を詳しい説明もなく処方され継続的にそのドクターを信じる自信が無かったので。

転院を迷い中・・・の意見

  • 一時期通院を休み再度通い始めた際に、すでに受けた検査(エンドトキシン等)をやるように言われてしまったことがあります。
    慌てて断りましたが、患者が多すぎて過去のカルテもあまり見直さずに問診しているのかなと不安になったため、転院が頭をよぎりました。
    また普段の内診やAIHプランニングも、さーっと流れ作業的に終わってしまうので質問等しにくい時が多々あります。一番通いやすいのがその病院なので、実際は転院しない(できない)と思いますが…。
  • 現在の不妊専門病院に全く不満はありませんが、先生の方針で人工授精までの為、体外受精をするとなると転院しなくてはいけなくなるので。

以上がアンケートに寄せられた転院理由、もしくは転院を考えられている理由です。
やはり目立つのは医師との信頼関係が成り立たなかったというもの。
次いでステップアップ、ステップダウンの時期に、医師との見解の差が出たことでした。

転院という選択もまた、幸せになるための一つのステップだと思って、挑む時もまた必要ですね。


こちらの結果で注目してほしいのは、転院時にトラブルがあったという方は『ゼロ』であったという点。
83%の方はトラブルなく転院の運びとなっています。

その他の回答には

  • (トラブルの意味がちょっとわからなかったので間違っているかもしれませんが、)前の病院で先生に言われた言葉に傷ついて泣いて看護士さんたちに待合室で慰められました。
  • トラブルではないが、再受診ないと、これまでの検査結果は教えられないと言われて、二度手間になった検査がいくつかあった。
  • 主人が怒り、医師にクレームを言うと言い出しました。止めました(笑)
  • まだ 転院していないので。

というようなものがありました。
多くの方が経験されている転院。
どのようにすれば、トラブルなく転院の運びとなるかを探ってみました。

1.転院先の病院に紹介状が必要かどうかを確認する

もし、転院先の病院が紹介状を必要としない場合、転院についての話はせずに入れてある予約をキャンセルし、次回の予約については『現時点で決定できない』と濁して転院される方が多いようです。

ですが、診断名、これまでの治療履歴は自身で先生に説明する必要があります。
また血液検査の結果等は入手しておくと転院先で再検査する必要もない場合もあります。

先生に言いにくい場合は、診察を終えた後に受付さんに『これまでの血液検査のコピーをいただきたい』と伝えてもOK。

2.電話で転院を伝える

転院先から紹介状が必要だと言われた場合、面と向かって言いにくいのであれば、電話で転院をつたえましょう。
理由としては『転居』を理由にされる方が多いようですが、理由を特別聞かれなければ『転院を考えているので』とシンプルに伝えましょう。

忙しい診察の時間、転院の電話を受け付けさんから医師に取り次ぐ事は少ないと思います。
多くの場合は、転院の意志を伝えた上で紹介状とこれまでの検査結果を渡してもらうように受付さんに依頼し、指定された日に電話を再びかけて用意できているようであれば、取りに行く―。これで終了です。

3.真正面から転院を伝える

お世話になった先生に、お礼を言った上で転院したいという場合は、診察終了後に申し出るのが王道のようです。
このような状況であれば、医師との信頼関係は成り立っていると考えられます。

『ステップアップをしたい』『主人と相談して』『こういう方法を試したい』などきちんと自分の意志を伝えましょう。

不妊治療の現場では、多くの方の転院があります。申し出る側としては、色んな場面を想定しがちですが、意外とシステマティックに終了する事が多いようです。
勇気を持って、転院の意志を伝えましょう!


最後はこちらの結果。
転院してよかったと答えた方は全体の76%になりました。

初めての不妊治療は、近くだからとか、知人のすすめ、とりあえず、など曖昧な理由が多いのですが、治療を続けていく中で、自分の体の状態に興味を持ち、どうしたらいいかを考えるようになります。

このように少しずつ自分に知識が増え、方向性を見出してくると次に選ぶ転院先は慎重になります。妊娠率は?IVFはどこまで出来る?先生の治療方針は?経済的には?こういった事を踏まえて病院を探すと、おのずと満足度の高い病院に出会える確立が上がります。

さらに、最初の病院での嫌な出来事は、転院先は大丈夫だろうかと調べます。このような努力があるからこそ、転院後は満足度の高い治療を受けられるのかもしれません。

転院は勇気のいることと思います。ですがその先にある本来の目標をきちんと達成できるように、勇気を持って必要な時には臨んでほしいと思います。

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